碧綠神木

海抜約2000mにある碧緑神木一帯は片岩、千枚岩を主とした肩状地、断層が見られる。關原、卡拉寶は典型的な肩状地である。

碧緑神木とは樹齢3200年のランダイスギの大木のことで、このあたりは、冷、温帯の境界付近に見られる針葉樹と広葉樹の混生林が広がっており、地形と気候の影響から、しばしば雲や霧に覆われる。鬱蒼と茂った林にはニイタカトウヒ、タイワンツガなどの針葉樹の他に、オメガカエデ、タカサゴウリカエデ、タイワンヤマモミジなどの分布が見られ、秋の終わりから冬にかけて紅葉が美しい。

またここは林木の種類が多いことから、野生動物にとって食べ物が豊富で隠蔽性の高い恰好な棲息地となっていて、タイワンカモシカ、キョン、イノシシ、タイワンザル、リスなど大小の哺乳類が出没し、キジ科、チメドリ科、シジュウカラ科などの鳥たちの活動も見られ、野生動物の楽園になっている。

文字來源 太魯閣國家公園管理處 圖/野旅行